猫の飼い方|桐生中央動物病院|群馬県桐生市の動物病院です。犬・猫・小動物・小鳥の診療を行っております。

桐生中央動物病院
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猫の飼育・病気予防
伝染病ワクチンについて
☆猫には沢山の伝染病が有ります。汎白血球減少症は子猫の時に感染すると大変死亡率の高い伝染病です。
 その他、伝染性鼻気管炎、カリチウィルス感染症、ウィルス性白血病、伝染性腹膜炎、猫エイズなどが存在致します。

☆生後2ヶ月で1回目の混合ワクチンを接種し、その1ヵ月後に追加接種を実施します。その間に単独のワクチンをプログラムに沿って接種致します。
 又、初年度以後はそれぞれ年1回の追加接種を致します。(病院からDMでお知らせ致します。)

☆伝染性腹膜炎のワクチンは開発されておりません。これ等は主に他の猫と接触したり喧嘩をしたりして感染を受けるものですので、出来るだけ同居以外の猫との接触を避ける事で有る程度予防可能です。
 又、猫エイズのワクチンが最近開発され、発売に成りました。未だ、フィールドでのデータが十分では無い様な気がしますので、当院では今少し様子を見た上で導入したいと考えております。もちろんご希望の飼い主様がいらっしゃれば接種致します。
 いずれにしても野良猫との接触は極力避けましょう。
フィラリア予防について
☆猫ちゃんにも犬と同様フィラリアが感染する事が有り、予防が推奨されます。

☆予防方法はワンちゃんと同様ですので、前ページを御参照下さい。

(詳細は病院にお問い合わせ下さい。)
食事管理について
☆原則としてワンちゃんと同様なスケジュールで食事管理を致しますが、猫科特有の生理的な問題も御座います。

☆ワンちゃんの食事を猫ちゃんに流用する事は避けて下さい。
 猫ちゃんは、生理的にタウリンと言う物質を多く必要としますが、ドッグフードには十分な量が含まれておりません。

☆一般に多種のキャットフードが出回っておりますが、マグネシウムと言う物質が猫の泌尿器系に大変悪影響を致します。
 特に、雄の猫ちゃんでは膀胱内に析出した砂粒がペニスの先端に詰まってしまい、重大な排尿障害を起こし、ひいては腎臓障害まで起こす事がまま有ります。

☆猫ちゃんは食事に習慣性がつき易く、処方食などに変更する場合飼い主の方が苦労するケースが良く見られます。
 一気に変更するよりも、少しずつ混ぜ込んで徐々に変えて行かれる方が全体的には成功につながります。
 根気よく継続なさる事が成功の秘訣です。

☆魚類特に、俗に言う血合いの部分は絶対に上げないで下さい。
 不飽和低級脂肪酸と言う猫ちゃんにとっては悪影響の脂肪が含まれ、これが皮下に蓄積しますと大変な痛みを伴う黄色脂肪症と呼ばれる病気を発症してしまいます。
 又、イカなどの軟体動物には特殊な酵素が含まれており、猫ちゃんが食べますとビタミンBの欠乏を起し、重大な神経症状を発症する事が有ります。
 これ等も、極力食べさせない様に注意しましょう。

 (詳細は病院にお問い合わせ下さい。)
健康管理及び検便について
☆原則としてワンちゃんと同様の管理を致します。
 大きな違いは、猫ちゃんは一般的にハーネスで繋がれておらず自由に行動出来るため、飼い主の目が届きにくい事です。
 当然、喧嘩に巻き込まれたり、事故に遭ったりして怪我をするケースがワンちゃんよりも多く成ります。

☆一般的には、猫は怪我をしても舐めて治してしまうと言われておりますが、逆に最近の感染を受けてしまい、重大な問題に波及してしまう事が良く見受けられます。

☆お飼いになっている猫ちゃんが外傷を持っている場合は、一刻も早く病院へお連れ下さい。

☆高齢になった猫ちゃんには往々にして腎不全を発症しているケースを見かけます。
 生後8年を経過した猫ちゃんの定期健診をお受けになる様、強くお勧め致します。

☆猫ちゃんにも多くの寄生虫が御座います。消化管内の寄生虫は定期的な検便で確認する事が出来ます。
 のみやダニなどの外部寄生虫に対応するお薬も、ワンちゃん同様沢山の種類が用途に応じて使用可能です。

(詳細は病院にお問い合わせ下さい。)
 
避妊手術及び去勢手術について
☆避妊手術や去勢手術はワンちゃんのそれに準じます。

☆特に猫ちゃんの場合は、接触による伝染病の感染や寄生虫の感染の危険が多いため、避妊や去勢手術を受けられる事を強くお勧め致します。

☆当院では、完全看護により手術創が完全に仕上がる迄、特に開腹手術をする避妊手術の場合は病院にて責任を持ってお預かり致します。

(詳細は病院にお問い合わせ下さい。)
キャットドックについて
☆ワンちゃんに準じて猫ちゃんのキャットドックもお引き受けしております。

☆猫ちゃんには特殊な項目が必要とされる事も有ります。

(詳細は病院に落ち合わせ下さい。)
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